AWSのコンテナサービス
AWSでコンテナを作成して動作するためには、いくつかのサービスを利用する必要があります。
コンテナを作成すために少なくても以下の3つのコンポーネントを設定します。
(1) オーケストレーター
「オーケストレーター」では、コンテナのデプロイ、スケジューリング、スケーリングなどコンテナの管理をします。
AWSのサービスでは、「Amazon Elastic Container Service（Amazon ECS）」または「Amazon Elastic Kubernetes Service（Amazon EKS）」があります。
(2) イメージレジストリ
「イメージレジストリ」では、コンテナイメージを保存しているレポジトリです。
AWSのサービスでは、「Amazon Elastic Container Registry（Amazon ECR）」があります。
(3) 実行環境
「実行環境」では、コンテナを実行しているコンピューティング環境です。
AWSのサービスでは、「AWS Fargate」または「Amazon Elastic Compute Cloud（Amazon EC2）」があります。
上記のコンテナをイメージにすると、以下のようになります。
Amazon Elastic Container Serviceとは
「Amazon Elastic Container Service（Amazon ECS）」とは、コンテナを実行や停止やスケーラブルなどの管理をするためのサービスです。
OSはLinuxとWindowsどちらもサポートしています。
また、Amazon ECSは以下の構成から成り立っています。
(1) コンテナ
「コンテナ」とは、OSの一部を分離して他と隔離された専用のエリアのことです。
(2) イメージ
「イメージ」とは、ソフトウェアアプリケーションの実行に必要なものがすべて含まれている読み取り専用のテンプレートです。
(3) タスク定義
「タスク定義」とは、アプリケーションを構成するコンテナを定義するJSON形式のテキストファイルです。
使用するコンテナ、起動タイプ、ネットワークなどのパラメータを定義します。
(4) タスク
「タスク」とは、タスク定義のインスタンス化したものです。
タスクを実行することで、アプリケーションを実行します。
(5) サービス
「サービス」とは、タスク定義の指定した数のインスタンスを同時に実行して維持するものです。
Amazon Elastic Container Serviceの料金
Amazon Elastic Container Service（Amazon ECS）の料金はEC2やFargateなどの起動タイプによって変わります。
Amazon Elastic Container Serviceの料金については、以下のAWSの公式サイトをご確認ください。
AWSに関する記事
AWSについての関連記事は以下の通りです。
必要に応じて、ご確認ください。
