本記事の概要
zabbixのバージョン5.0ではスイッチなどのネットワーク機器を監視する場合に、必要な監視項目がまとめられたテンプレートが事前に設定されています。
以下の機器に対応したテンプレートがあります。
各機器に対応したテンプレートを設定することを推奨しますが、実際にはSNMPで取得するOIDはほとんどのネットワーク機器で同じですので、ネットワーク機器は以下のいずれかのテンプレートを設定したら正常に監視できる可能性が高いです。
機器名 | テンプレート名 |
---|---|
Cisco Catalyst 3750V2-24FS スイッチ | Cisco Catalyst 3750V2-24FS SNMP |
Cisco Catalyst 3750V2-24PS スイッチ | Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP |
Cisco Catalyst 3750V2-24TS スイッチ | Cisco Catalyst 3750V2-24TS SNMP |
Cisco Catalyst 3750V2-48PS スイッチ | Cisco Catalyst 3750V2-48PS SNMP |
Cisco Catalyst 3750V2-48TS スイッチ | Cisco Catalyst 3750V2-48TS SNMP |
また、以下のイメージの通信が発生しますので、必要に応じてファイアウォールを開放して通信できるようにしてください。
【ping監視(死活監視)】
【SNMP trap監視(イベント監視)】
【SNMP ポーリング監視(トラフィック使用量やCPU使用率等の監視)】
zabbixを用いたネットワーク機器監視(ホストの設定)
zabbixにてネットワーク機器の監視する手順として、ホストとテンプレートの割り当て手順を記載します。
本章では、ホストの設定手順を記載します。
(1) [Configuration]-[Hosts]をクリックして、右上の「Create host」をクリックします。
(2) 以下の内容を設定して、「Add」をクリックします。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
Host name | 任意のホスト名 今回は「Test-Switch」を設定します。 |
Groups | 任意のホストグループ名 |
Interfaces | 監視対象機器の設定 今回は以下の設定をします。SNMPのバージョンやコミュニティ名はzabbixサーバに設定した値と同じにする必要があります。 ・Type : SNMP ・IP address : SNMP trapを送信する機器のIPアドレス ・Connect to : IP ・Port : 161 ・SNMP verion : SNMPv2 ・SNMP community : public ・Use bulk requests : チェックしない |
(3) 「Host added」というメッセージ、及び設定されているホストが表示されていることを確認します。
zabbixを用いたネットワーク機器監視(テンプレートの割り当て)
zabbixにてネットワーク機器の監視する手順として、ホストとテンプレートの割り当て手順を記載します。
本章では、テンプレートの割り当て手順を記載します。
(1) 作成したホストの名前をクリックします。
(2) 「Templates」タブをクリックして、「Select」をクリックします。
(3) 「Select」をクリックします。
(4) 「Templates」をクリックします。
(5) 割り当てるテンプレートの横のチェックボックスにチェックを付けて、「Select」をクリックします。
(6) 割り当てたテンプレートが表示されていることを確認して、「Update」をクリックします。
(7) 「Host updated」とメッセージ、及びホストにアイテムやトリガー等が設定されていることを確認します。
【補足情報】ネットワーク機器のテンプレートの設定項目の概要
zabbixで事前に設定されているテンプレートで取得できるデータの内容を記載します。
今回は例として、「Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP」というテンプレートで設定されている内容を記載します。
〇【アイテムの設定にて取得しているデータの概要】
【アプリケーション名:General】
ID | アイテム名 | キーの値 | データの概要 |
---|---|---|---|
1 | SNMP traps (fallback) | snmptrap.fallback | 「キー値:snmptrap[]」のアイテムで取得されなかったSNMPトラップを全て取得します。 |
2 | System contact details | system.contact | 管理対象ノードの連絡担当者の情報を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.1.4.0」を送信してデータを取得します。 |
3 | System description | system.descr | システムのハードウェアタイプ、OSの情報を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.1.1.0」を送信してデータを取得します。 |
4 | System location | system.location | ノードの物理的な場所を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.1.6.0」を送信してデータを取得します。 |
5 | System name | system.name | ノードのドメイン名を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.1.5.0」を送信してデータを取得します。 |
6 | System object ID | system.objectid | ベンダーがネットワーク機器を識別するための値であるノードのオブジェクトIDを取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.1.2.0」を送信してデータを取得します。 |
【アプリケーション名:Inventory】
ID | アイテム名 | キーの値 | データの概要 |
---|---|---|---|
1 | Hardware model name | system.hw.model | ハードウェアモデルの名前を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.47.1.1.1.1.13.1」を送信してデータを取得します。 |
2 | Hardware serial number | system.hw.serialnumber | ハードウェアのシリアル番号を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.47.1.1.1.1.11.1」を送信してデータを取得します。 |
3 | Operating system | system.sw.os | OSの情報を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.1.1.0」を送信してデータを取得します。 |
【アプリケーション名:Status】
ID | アイテム名 | キーの値 | データの概要 |
---|---|---|---|
1 | ICMP loss | icmppingloss | ロスパケット率を取得します。 |
2 | ICMP ping | icmpping | pingでサーバにアクセスできるか確認します。 |
3 | ICMP response time | icmppingsec | pingの応答時間を取得します。 |
4 | SNMP agent availability | zabbix[host,snmp,available] | ホスト上のSNMPの稼働状況を取得します。 |
5 | Uptime | system.uptime | システムの稼働秒数を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.1.3.0」を送信してデータを取得します。 |
〇【トリガーの設定にて取得しているデータの概要】
ID | トリガー名 | トリガーの条件 | トリガーの概要 |
---|---|---|---|
1 | Device has been replaced (new serial number received) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.hw.serialnumber.diff()}=1 and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.hw.serialnumber.strlen()}>0 | デバイスのシリアル番号が変更されたことを通知します。 「アイテム名:Hardware serial number」で取得したデータを使用します。 |
2 | High ICMP ping loss | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:icmppingloss.min(5m)}>{$ICMP_LOSS_WARN} and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:icmppingloss.min(5m)}<100 | 5分間のpingのパケットロス率が「$ICMP_LOSS_WARN」で指定した値から100%の間の場合に通知します。 「アイテム名:ICMP loss」で取得したデータを使用します。 |
3 | High ICMP ping response time | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:icmppingsec.avg(5m)}>{$ICMP_RESPONSE_TIME_WARN} | 5分間のpingの平均レスんぽ時間が「$ICMP_RESPONSE_TIME_WARN」で指定した秒数より大きい場合に通知します。 「アイテム名:High ICMP ping response time」で取得したデータを使用します。 |
4 | No SNMP data collection | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:zabbix[host,snmp,available].max({$SNMP.TIMEOUT})}=0 | SNMPポーリングができないことを通知します。 「アイテム名:SNMP agent availability」で取得したデータを使用します。 |
5 | Operating system description has changed | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.sw.os.diff()}=1 and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.sw.os.strlen()}>0 | システムが更新されたなどでOSの情報が変更されことを通知します。 「アイテム名:Operating system」で取得したデータを使用します。 |
6 | System name has changed (new name: {ITEM.VALUE}) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.name.diff()}=1 and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.name.strlen()}>0 | システム名が変更されたことを通知します。 「アイテム名:System name」で取得したデータを使用します。 |
7 | Unavailable by ICMP ping | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:icmpping.max(#3)}=0 | pingが3回連続応答がないことを通知します。 「アイテム名:ICMP ping」で取得したデータを使用します。 |
8 | {HOST.NAME} has been restarted (uptime < 10m) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.uptime.last()}<10m | 稼働時間が10分未満であることを通知します。 「アイテム名:Uptime」で取得したデータを使用します。 |
〇【ディスカバリルールの設定にて取得しているデータの概要】
【ディスカバリルールのアイテム設定】
ID | アイテム名 | キーの値 | データの概要 |
---|---|---|---|
1 | {#SNMPINDEX}: CPU utilization | system.cpu.util[{#SNMPINDEX}] | CPU使用率を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.4.1.9.9.109.1.1.1.1.8.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
2 | {#ENT_NAME}: Hardware serial number | system.hw.serialnumber[{#SNMPINDEX}] | シリアル番号を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.47.1.1.1.1.11.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
3 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Duplex status | net.if.duplex[{#SNMPINDEX}] | インターフェースのモード(半二重/全二重/オートネゴシエーション)を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.10.7.2.1.19.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
4 | {#SNMPVALUE}: Fan status | sensor.fan.status[{#SNMPINDEX}] | ファンの状態を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.4.1.3.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 取得データは以下の通りです。 ・1 : normal ・2 : warning ・3 : critical ・4 : shutdown ・5 : notPresent ・6 : notFunctioning |
5 | {#SNMPVALUE}: Free memory | vm.memory.free[{#SNMPINDEX}] | メモリの空き容量を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.4.1.9.9.48.1.1.1.6.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
6 | {#SNMPVALUE}: Used memory | vm.memory.used[{#SNMPINDEX}] | メモリの使用量を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.4.1.9.9.48.1.1.1.5.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
7 | {#SNMPVALUE}: Memory utilization | vm.memory.util[{#SNMPINDEX}] | メモリの使用率を取得します。 メモリの空き容量と使用量を使用して、算出します。 |
8 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Bits received | net.if.in[{#SNMPINDEX}] | インターフェースにて受け取ったデータのビット数を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.31.1.1.1.6.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
9 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Bits sent | net.if.out[{#SNMPINDEX}] | インターフェースから送ったデータのビット数を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.31.1.1.1.10.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
10 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Inbound packets discarded | net.if.in.discards[{#SNMPINDEX}] | 破棄されたインバウンドのパケット数を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.2.2.1.13.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
11 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Inbound packets with errors | net.if.in.errors[{#SNMPINDEX}] | エラーのインバウンドのパケット数を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.2.2.1.14.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
12 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Interface type | net.if.type[{#SNMPINDEX}] | インターフェースのタイプを取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.2.2.1.3.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
13 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Operational status | net.if.status[{#SNMPINDEX}] | インターフェースの現在の状態を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.2.2.1.8.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
14 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Outbound packets discarded | net.if.out.discards[{#SNMPINDEX}] | 破棄されたアウトバウンドのパケット数を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.2.2.1.19.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
15 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Outbound packets with errors | net.if.out.errors[{#SNMPINDEX}] | エラーのアウトバウンドのパケット数を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.2.2.1.20.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
16 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Speed | net.if.speed[{#SNMPINDEX}] | インターフェースのスピードを取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.2.1.31.1.1.1.15.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
17 | {#SNMPVALUE}: Power supply status | sensor.psu.status[{#SNMPINDEX}] | 電源の状態を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.5.1.3.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 取得データは以下の通りです。 ・1 : normal ・2 : warning ・3 : critical ・4 : shutdown ・5 : notPresent |
18 | {#SNMPVALUE}: Temperature | sensor.temp.value[{#SNMPINDEX}] | 一時的なテスト用の値を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.3.1.3.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
19 | {#SNMPVALUE}: Temperature status | sensor.temp.status[{#SNMPINDEX}] | 一時的なテスト用の状態を取得します。 SNMPのOIDの「1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.3.1.6.{#SNMPINDEX}」を送信してデータを取得します。 |
【ディスカバリルールのトリガーの設定】
ID | トリガー名 | トリガーの条件 | トリガーの概要 |
---|---|---|---|
1 | {#SNMPINDEX}: High CPU utilization (over {$CPU.UTIL.CRIT}% for 5m) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.cpu.util[{#SNMPINDEX}].min(5m)}>{$CPU.UTIL.CRIT} | 5分間のCPU使用率が「$CPU.UTIL.CRIT」より大きい場合に通知します。 「アイテム名:{#SNMPINDEX}: CPU utilization」で取得したデータを使用します。 |
2 | {#ENT_NAME}: Device has been replaced (new serial number received) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.hw.serialnumber[{#SNMPINDEX}].diff()}=1 and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:system.hw.serialnumber[{#SNMPINDEX}].strlen()}>0 | シリアル番号が変わったときに通知します。 「アイテム名:{#ENT_NAME}: Hardware serial number」で取得したデータを使用します。 |
3 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): In half-duplex mode | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.duplex[{#SNMPINDEX}].last()}=2 | インターフェースのモードが半二重モードにしていることを通知します。 「アイテム名:Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Duplex status」で取得したデータを使用します。 |
4 | {#SNMPVALUE}: Fan is in critical state | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.fan.status[{#SNMPINDEX}].last()}=3 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.fan.status[{#SNMPINDEX}].last()}=4 | ファンの状態が「3:critical」か「4:shutdown」であることを通知します。 「アイテム名:{#SNMPVALUE}: Fan status」で取得したデータを使用します。 |
5 | {#SNMPVALUE}: Fan is in warning state | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.fan.status[{#SNMPINDEX}].last()}=2 | ファンの状態が「2:warning」であることを通知します。 「アイテム名:{#SNMPVALUE}: Fan status」で取得したデータを使用します。 |
6 | {#SNMPVALUE}: High memory utilization ( >{$MEMORY.UTIL.MAX}% for 5m) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:vm.memory.util[{#SNMPINDEX}].min(5m)}>{$MEMORY.UTIL.MAX} | メモリ使用率が「$MEMORY.UTIL.MAX」より大きい場合に通知します。 「アイテム名:{#SNMPVALUE}: Memory utilization」で取得したデータを使用します。 |
7 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Ethernet has changed to lower speed than it was before | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.speed[{#SNMPINDEX}].change()}<0 and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.speed[{#SNMPINDEX}].last()}>0 and ( {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.type[{#SNMPINDEX}].last()}=6 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.type[{#SNMPINDEX}].last()}=7 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.type[{#SNMPINDEX}].last()}=11 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.type[{#SNMPINDEX}].last()}=62 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.type[{#SNMPINDEX}].last()}=69 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.type[{#SNMPINDEX}].last()}=117 ) and ({Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.status[{#SNMPINDEX}].last()}<>2) | インターフェースのスピードが変わったことを通知します。 オートネゴシエーションの障害が発生している可能性があります。 |
8 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): High inbound bandwidth usage ( > {$IF.UTIL.MAX:”{#IFNAME}”}% ) | ({Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.in[{#SNMPINDEX}].avg(15m)}>({$IF.UTIL.MAX:”{#IFNAME}”}/100)*{Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.speed[{#SNMPINDEX}].last()}) and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.speed[{#SNMPINDEX}].last()}>0 | インバウンドのインターフェースのネットワーク使用率が最大帯域に近づいていることを通知します。 |
9 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): High input error rate ( > {$IF.ERRORS.WARN:”{#IFNAME}”} for 5m) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.in.errors[{#SNMPINDEX}].min(5m)}>{$IF.ERRORS.WARN:”{#IFNAME}”} | インバウンドのエラーパケットが「$IF.ERRORS.WARN:”{#IFNAME}”」より大きい場合に通知します。 |
10 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): High outbound bandwidth usage ( > {$IF.UTIL.MAX:”{#IFNAME}”}% ) | ({Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.out[{#SNMPINDEX}].avg(15m)}>({$IF.UTIL.MAX:”{#IFNAME}”}/100)*{Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.speed[{#SNMPINDEX}].last()}) and {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.speed[{#SNMPINDEX}].last()}>0 | アウトバウンドのインターフェースのネットワーク使用率が最大帯域に近づいていることを通知します。 |
11 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): High output error rate ( > {$IF.ERRORS.WARN:”{#IFNAME}”} for 5m) | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.out.errors[{#SNMPINDEX}].min(5m)}>{$IF.ERRORS.WARN:”{#IFNAME}”} | アウトバウンドのエラーパケットが「$IF.ERRORS.WARN:”{#IFNAME}”」より大きい場合に通知します。 |
12 | Interface {#IFNAME}({#IFALIAS}): Link down | {$IFCONTROL:”{#IFNAME}”}=1 and ({Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:net.if.status[{#SNMPINDEX}].last()}=2) | インターフェースのリンクダウンを通知します。 |
13 | {#SNMPVALUE}: Power supply is in critical state | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.psu.status[{#SNMPINDEX}].last()}=3 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.psu.status[{#SNMPINDEX}].last(4)}=4 | 電源の障害(「3 : critical」か「4 : shutdown」)が発生していることを通知します。 |
14 | {#SNMPVALUE}: Power supply is in warning state | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.psu.status[{#SNMPINDEX}].last()}=2 | 電源の警告(2 : warning)が発生していることを通知します。 |
15 | {#SNMPVALUE}: Temperature is above critical threshold: >{$TEMP_CRIT:”{#SNMPVALUE}”} | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.temp.value[{#SNMPINDEX}].avg(5m)}>{$TEMP_CRIT:”{#SNMPVALUE}”} | テスト用の値の5分間の平均が「$TEMP_CRIT:”{#SNMPVALUE}”」より大きい場合に通知します。 |
16 | {#SNMPVALUE}: Temperature is above warning threshold: >{$TEMP_WARN:”{#SNMPVALUE}”} | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.temp.value[{#SNMPINDEX}].avg(5m)}>{$TEMP_WARN:”{#SNMPVALUE}”} | テスト用の値の5分間の平均が「$TEMP_WARN:”{#SNMPVALUE}”」より大きい場合に通知します。 |
17 | {#SNMPVALUE}: Temperature is in critical state | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.temp.status[{#SNMPINDEX}].last()}=3 or {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.temp.status[{#SNMPINDEX}].last()}=4 | テスト用の状態の値が障害であることを示す値になっていることを通知します。 |
18 | {#SNMPVALUE}: Temperature is in warning state | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.temp.status[{#SNMPINDEX}].last()}=2 | テスト用の状態の値が障害であることを示す値になっていることを通知します。 |
19 | {#SNMPVALUE}: Temperature is too low: <{$TEMP_CRIT_LOW:”{#SNMPVALUE}”} | {Cisco Catalyst 3750V2-24PS SNMP:sensor.temp.value[{#SNMPINDEX}].avg(5m)}<{$TEMP_CRIT_LOW:”{#SNMPVALUE}”} | テスト用の値の5分間の平均が「$TEMP_CRIT_LOW:”{#SNMPVALUE}”」より大きい場合に通知します。 |
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